MONO NO AWAREニューアルバム行列のできる方舟

日頃のご愛顧ありがとうございます。店主の高野です。
現在、恵比寿店は8時まで営業、麻布十番店と仙台店は3時までの通常営業しております。
7月11日までのまんえん防止措置の後の、恵比寿店の予定はまだ未定です。

先日、元バイトの玉置周啓のバンドMONO NO AWAREのライブに行ってきました。6月に4枚目のアルバム「行列のできる方舟」をリリースして、現在プロモーションツアー中です。東京は7月末にあって、8月はフジロックに出演予定なのでよろしくお願いします。
ライブの内容は良かったのですが、楽屋に挨拶に行ったら本人は納得いってなかったようでテンションは高くありませんでした。ツアーが始まったばかりでまだ調子が上がってないのか、ライブハウスも客数を抑えてることに不満なのか、チケット代の売れ行きに納得してないのか分かりませんが、いろんなものが納得できないのかもしれません。
彼らミュージシャンも、このコロナ禍で活動の場を奪われた業種の一つですが、去年の春に最初の緊急事態宣言が出てうちの店も休業し、彼の仕事も全てキャンセルになる中、「ポッドキャストで番組を配信したいからコロナの話をしましょう」と珍しく連絡してきて収録してみました。酒を飲みながらダラダラ取り止めもないことを話してて結果的にはボツになりましたが、あの頃は私も世の中の状況に感情的になってましたが、もしかしたら周啓はその後もずっとストレスを溜め続けてきたのかもしれません。
20代後半で全身全霊でアーチスト活動に打ち込み、表現したいこともいっぱいあって、でも世の中との接点を奪われてた若者の喪失感は私が感じたものよりも大きいのかもしれません。それに比べれば、私なんかは世の中どう展開するかな?と傍観者のようになってしまってますが、今日NHKで見た聖火リレーのダイジェストを見たら感動しました。日本国内でもオリンピックはすべきかどうか分断され、有名人などが聖火ランナーが辞退してるようですが、研ナオコが茨城県を走ってて、「オリンピックは平和の祭典。無事に終わることを願ってます」(正確な文面ではない)と言って堂々と参加してて、障害者の子供や亡くなった子供の親や、過去にオリンピックに参加したことのあるアスリート達がどんどんリレーしてて、オリンピックがどれだけ勇気や希望や、ポジティブなものを与える意義のあるものなんだと確信してる人がいるんだと思ったら安心しました。
話を戻しますが、周啓のような才能溢れる若者も、こんな経験を糧に創造力を高めていくでしょう。少なくとも私は、そんな苦しみもがきながらも理想に向けて前進してる姿をみて刺激を受け、自分もそうありたいと思いました。