キオスクで弁当を買った

日頃のご愛顧ありがとうございます、店主の高野です。

このコロナの中でも、東京、仙台行ったり来たりしてますが、普段は新幹線の中で、二日酔いで弁当など食べれる気分でないことが多いのですが、時短営業中は寝るのも早くなり、いい天気の中、なんとなく心も晴れ晴れしてる気がして、たまには弁当と缶チューハイを買ってみました。

弁当は「彩り野菜のなんとか弁当」と言って、いろんなものを盛り込んで見た目にも楽しい弁当だったのですが、いつもこの類の弁当を食べると思うことがあります。日本人の少量多品種を楽しめる性格や、だから作る側も素材の一つ一つを丁寧に切って処理して、綺麗に盛り付けて、皿の上を全部完食して欲しいという気持ちや、食べる側もそれによって素材の一つ一つを意識してありがたがって食べ尽くすのってとても日本人的で良いところだなと。

たまに外国人客が観光でやってきて、焼き魚を綺麗に骨だけ残して食べ尽くすのを見て、「日本人より魚を食べるのが上手いね」などというと、外人客も誇らしげな表情したりしてますが、物を残さず食べる日本人の食文化を体験してもらうのは良いことだとおもってますし、もし、それが我々の丁寧な仕事や盛り付けによって、綺麗に食べたくなったというのであれば、作る側もいい仕事をしたなって思いますね。

今や世界中のレストランが和食から影響を受けて、味付けは素材の味を生かし、盛り付けも細かくなってきてますが、花びらや葉っぱの一枚一枚をピンセットで飾り付けるのはうちの店の仕事じゃないですが、作る側の丁寧な仕事が食べる側にとって、皿の上に集中してもらい、料理を楽しんでもらうことにつながってるんじゃないかと思ってます。

以前、コンビニでどこかの高校生がコンテストで勝ち抜いて商品化された弁当があって、試しに買ってみたら、和食のお品書きみたいのがあって、それを読みながら一つ一つの食材を意識して食べてたら、単なるコンビニ弁当なのですがなんか満足度が上がった気がしたりします。こんな話も、我々が同じ商品の美味しさを倍にも半分にもするのは、もてなし方にあるんだぞって話につながってるんだと思います。


写真は今回買った弁当ではなく、今月の東北新幹線のフリー雑誌トランヴェールの1ページから