2021年新年の挨拶

あけましておめでとうございます。店主の高野です。昨年もあっという間に終わり、おかげさまで無事に営業を終えることができました。12月に入っても客足は戻らぬまま、年の瀬感も感じずに終わるかなあと思ってましたが、最後の三日間くらいはは例年通り常連のお客さんたちに顔を出していただき、年末らしさを感じることができました。旧年も日頃のご愛顧ありがとうございました。

さて、魚BAR一歩の2020年は、仙台店の学生バイトの杉森龍宇21歳が白血病で亡くなったことから始まりました。それから早くも一年が経とうとしており、本来ならこの3月で大学を卒業するはずだったことを考えると、彼が大学入学してからの4年間も本当にあっという間だったと感じます。今後の彼の成長と活躍を想像すれば、彼の感じた無念さは、その後コロナで感じる私の感じたガックリ感の比ではなかったでしょうし、もし、あの世からこの世を見ることができるなら、彼はどんな風に昨年1年間を見てただろうかと考えます。

昨年4月に緊急事態宣言されてから、我々の店は一旦店を閉めました。銀座の目抜き通りは映画の様に人もいなくなり、地方の街で流れる夕方の放送ではゴールデンウィーク中の家族の帰省自粛を呼びかけ、そして大学ではオンライン授業が続き、サークル活動も止まりました。

店を再開してからは、売り上げの回復とともに、人と営業時間を戻して行きました。秋からはゴーツーキャンペーンも始まりだいぶ人の動きが戻りましたが、コロナ感染の第三波の高まりで再び自粛モードが高まり、うちの従業員も年末年始の帰省を控え寂しくステイホームをしている者が多いようです。

そんなコロナに翻弄された一年の中でも、我々の得た収穫は、念願の若い従業員の採用で、夏から寿司屋で3年間働いていた21歳の高橋を新たなメンバーとすることができました。平均年齢の高いチームであったことから、これから若いパワーを取り入れていく手始めとし、一人前の社会人としてしっかり育てて行きたいと思います。

私個人的には、日頃やってくるお客さんをもてなし、癒しや元気を与える立場でありながら、社会のストレスに揉まれる側になって、それを受け入れる様な余裕を持てなかったことは反省点です。こんな時代だけに、本来やるべきことをしっかりやって、やりたいことを虎視眈々と狙って、自分の人生を生きてる姿こそが、私が杉森龍宇に見せたいものだったんだと思います。今年も頑張ります。

今年もどの様な世の中になるのか先行きの不透明感はたっぷりありますが、魚BAR一歩では今年も従業員は生き生きと働き、必ずや店を潰さずに生き延びていく所存なので、引き続きご愛顧よろしくお願いします。


奥上から時計回りに

大塚昌美

黒木俊穂

ゆみこ

こうせい

藤井雅史

伊藤健太

川田真夏

高野秀生

高野将人


左上から時計回りに

黒木俊穂

川口由夏

廣川真人


鉄矢朋美


高橋伸弥