元従業員の安田と久しぶりに働いた

日頃のご愛顧ありがとうございます。店主の高野です。早くも10月後半に入りました。もう気持ちは年末を考えながら生きてます。

先日、仙台の店に、元従業員の安田が東京から家族を連れてやってきました。今は独立して新橋で店を出してるため、定休の日曜にその前日の土曜も休みにしてやってきたのですが、相変わらずこいつの売り上げに対しての貪欲さと、自分の余暇の取り方のバランスの線引きは俺と感覚違うなあと思わせられましたが、充実した人生の生き方はしてるんだろうなと思わせられました。

当日の仙台店は、週末で、ある程度暇だろうという想定で、私と熟練バイト1名と新しいバイト1名という体制で挑んだのですが、回転からポンポンお客さんが入ってきて、7時台には満席になり一気にキャパオーバーの回ってない状態に陥りました。

それを見かねた安田が手伝いますと言って厨房に入ってきて、こちらも是非頼むと言って、一つのまな板を二人で右側で私が刺身を引き、左側で安田がなめろうを作るというような形になったのですが、私は数年ぶりに一緒に厨房で働く安田との息の合い方に思わず笑いながら、「お前と一緒に働くのは久しぶりだな」と、テンションが上がりました。

我々飲食店の仕事で、今の俺たちはイカしてるなと感じる瞬間というのは、忙しい店の中、てんやわんやしてる中で、一致団結したチームワークでうまく回してるときだと思います。これは満席の東京ドームでロックスターが全観客が自分の歌を全員で合唱してる時と似たような感じがあるのでは無いでしょうか。今回の安田と一つのまな板を分け合って仕事をした時は、その瞬間を感じました。

安田がうちの会社を離れてから3年くらい経ちますが、彼も頻繁にうちの店に顔を出すので、いつまでもファミリーの一員の感覚が抜けませんが、今回、彼の嫁のアスカちゃんが3人の子供をベンチシートに並べてご飯を食べさせ、そして父親である安田が好きなように酒を飲んだり遊ばせてもらってる安田の家庭はとても幸せそうだなと感じさせられました。

私も短い時間で、薄給しか与えることができませんでしたが、安田の立て続けに3人も子供を作る家庭づくりの家計に携わることができたことを光栄に思いました(もちろんそこには看護師であるアスカちゃんの稼ぎも加わることで成り立ってるわけですが)

我々がこのサービス業で人々にささやかな幸せな時間を与える仕事をしているならば、まず自分たちが幸せな生き方をしていなければいけないだろうと思います。そういう意味では、安田は常にポジティブな感覚を持つことのできる特異な人間だと思います。これからも安田家の発展を楽しみにして見ていきたいと思います。