恵比寿店が17年目に入ります

日頃のご愛顧ありがとうございます。店主の高野です。

最近はめっきり寒くなり、着る服も着実に厚くなっていきます。仙台店は地下のお店ですが、階段を降りる所にそこそこ立派な金木犀が植えてあり、今、まさに満開で、その香りが地下にまで流れてくると、扉を開けたときに一気にその香りに包まれ、あの殺風景で日光が当たることもない、季節感のかけらもない地下の廊下の中で、救われた気持ちになります。

本日1010日は最初に出した恵比寿店の開店日で、2004年にオープンしたので今年で丸16年になります。月並みな表現ですが、短いようで長く、長いようで短く、着実に私も、周りの人もお客さんもそれだけ歳をとりました。人生のうち働く期間が40年とすると、サラリーマン7年、独立して16年ですので、もう半分を超えていますが、まだまだやりたいこと、チャレンジしたいことがあるので気を抜かずに頑張りたいと思います。

しかし、今年はコロナで、一時は今まで築いたものがリセットされるのではないかと心配しましたが、国や自治体がふんだんにお金をくれたので何とか命拾いしました。もし、私の事業が当初の夢どおり順調に大きくなって、今よりも大きく展開していたらもっと苦労は大きかったでしょうが、3店舗という規模だったのでダメージは最小限にできたと考えて良いのではないでしょうか。良かったのか悪かったのか、複雑な思いではありますが、結果オーライではあります。

16年つぶれずに飲食店をやってること自体がすごいと言われることもありますが、周りにはもっと長く繁盛店を続けている先輩たちがうじゃうじゃいるので、それに油断をしているつもりはありませんが、まず、ここまで来れていることの原動力は、うちのサービスの要である弟の高野秀生、過去のスタッフたち、そして現在のメンバー達である、労働者代表の伊藤健太、麻布店長大塚昌美、料理面でうちのバックボーンである廣川真人、もう9年働いてくれている川口由夏、仙台店長鉄矢朋美、もううちから逃すことのできない黒木俊穂、最長老藤井雅史、そしてこれからまだまだ鍛えなければいけない高橋伸弥たちのおかげです。この優秀なスタッフのおかげで私のストレスは最小限に抑えられ、常に前を向いて集中できる環境を与えてもらってます。

そしてもちろん、現在もこれまでもかつてもうちの店を愛していただいているお客さんのひとりひとりには、うちの店を支持していただいていることで我々の気持ちの支えになっております。まだまだ我々の仕事に半端なところがあるのは自覚しておりますが、今後よりいい店になることでお返しとしたいので、引き続きご愛顧をよろしくお願いします。