学生バイトの可能性

日頃のご愛顧ありがとうございます。店主の高野です。

平成も終わり、ゴールデンウィークもいい天気で世の中賑わっておりますが、私たちサービス業も稼ぎ時と頑張っております。

私が普段いる仙台店では、ゴールデンウィーク中は学校休みなので学生バイトが連日遅くまで働いてもらっております。ついこないだの春休みに引き続き学生バイトの活躍機会が増えると、彼らの成長ぶりが目に見えて感じるので面白いくらいです。

もともと頭は良い連中なのでやればできるのでしょう。乾いたスポンジのようにどんどん吸収していきます。ある程度店の全体の流れもつかんできた頃だったのでしょう。次のステージに大きくレベルアップした感じがします。

学生バイトというのも、ついこないだまで高校生で、社会人としては「いろは」の「い」の左片方ぐらいしか知らない若者に、仕事をさせるのもかなりエネルギーを使い、仕事のクオリティーも犠牲にする部分はありますが、彼らがこうやって社会人として成長するのは雇用する側としても有意義な事として受け止めなければいけないのでしょう。

つい昨日、てんやわんやしてる中、よくあるミスで、「伝票にドリンクつけ忘れしてないだろうな?」と投げかけたら、大丈夫ですと断言するので、「なんでそんなテンパっててそこまで確信してるんだよ?」と聞くと、「ドリンクだけは付け忘れしないよう常に意識してるので」と答えるので、思わず「ドリンクだけは絶対つけ忘れるなよ、一杯のつけ忘れであっさりお前の時給が飛ぶんだからな」とさぞかし日頃から言ってるんだろうなと、自分に苦笑いしてしまいました。

また、先日、うちで鈍臭いナンバーワンの男を片付けまで手伝わせた際に、初めてコンロ周りを掃除させたら意外に地道にこすり続けてるのを横目に見ていて、「ビールサーバーも洗うんですよね?」とやったこともない仕事をやろうとするので、「お前、意欲的だな」と言うと、「ええ、やるからには…」などと、普段気の利かない動きばかりするくせにいっちょまえのことを言いやがってと、思わず微笑ましくなりました。

調理も手伝わせてるバイトは天ぷらも綺麗にあげるようになるし、なによりも自分で考えて仕事を進めるようになってきてることが頼もしいです。

こうやって育てて、卒業して辞めていくのももったいない話ですが、今までは大学生を真剣にうちに就職させようと口説くのは親御さんに申し訳ないと思ってましたが、これからの日本社会、少子高齢化、彼らの世代はもしかしたら大企業に入るだけが、人生の豊かさにつながるわけじゃないと考える世代ではないかと思い、今後はうちに就職することの夢や希望を語り続け、マインドコントロールをすることによって、あわよくば5人に1人はうちに就職させようと真剣に考えております。

そうでなければ、今後の日本経済の中で生き残っていく会社になれないのではないだろうかと考えております。


写真は各自、自分で名前を書いてるタイムカードの字にもそれぞれの個性が現れているようで微笑ましい。