僕の仲良し

日頃のご愛顧ありがとうございます。店主の高野です。

桜の季節も刻々と迫り、人々は進学や就職や転勤で新年度を迎える空気もそこら中に漂い始めました。仙台店の学生バイトたちも春休みに入り、実家に帰るものも、旅行やサークル活動に勤しむものもおりますが、1人黙々とうちでバイトをし続ける青年がいます。

タナカトシキという男は、私の高校時代の友人の息子の大学の同級生で、その息子とうちの店にやって来たのですが、以前バイトが足りない時にお願いしてからそのままうちのメンバーになりました。典型的な「学生時代はバイトに明け暮れました」というような労働意欲を見せる男で、ちょうど2月いっぱいで抜けた鈴木の後釜が見つからないまま3月の繁忙期を迎えた私たちにとっては渡りに船で、「お前、社員並みに入ってくれ」と頼んだら、毎日遅くまでやってくれます。

最初の頃は12時くらいになるとスタミナ切れを起こし集中力が途絶えたりしましたが、最近は慣れて来たようで、最後の片付けも主導して進めてくれます。

仙台店長の鉄矢が子育てに忙しく、仕事終わりに飯でも行くか?と気楽に誘えず、飲み相手のいない私の恰好の餌食となったタナカと飲みに行くと、相手は自分の子供の年齢であることを忘れ、思わず対等に話に熱くなるのですが、酔うと自分の不遇な境遇を熱く訴えたり、なかなか面白いやつで、私の今の1番の仲良しのようになっております。

しかし、これも学生の春休みが終わるとこんな酷使もできなくなるわけで、新しい社員が見つかる見通しも経たず、さて四月はどうやって乗り切ろうかな?と考えております。


写真の意味は、日本語吹き替え版で、レインマンがトムクルーズのことを「僕の仲良し」と呼んでいる事に掛けてこの写真のっけてるのと、トシキがトムクルーズだとすると、俺の見た目はダスティンホフマンみたいに見えるのだろうと感じたからです。