恵比寿店が14周年を迎える

日頃のご愛顧ありがとうございます。店主の高野です。

今月で私たちが恵比寿に店を出し、商売を始めてから14年が経ちます。当時、私が30歳、一緒に始めた弟は27歳でしたが、歳をとりました。白髪が生え、老眼と思われるものも進みました。その時にはまだ存在していなかった甥っ子は小学四年生です。恵比寿店がボロになってきたのも当然です。

当時、まだ下町感のあった恵比寿東側のエリアはどんどん立て直しでマンションになっていき、だいぶ風景も変わりましたが、ついにうちの隣で半世紀商売をしていた菊代さんも、ラーメン屋の前川さんも店を閉じ、その場所は更地になってしまい、我々も立ち退きのプレッシャーがいつ来るかと身構えております。

そんなうちの手作りのボロ恵比寿店は、先日の台風24号で二階にくっついていた看板が吹っ飛びました。営業中に「看板が吹っ飛びそうです」と連絡をもらい、万が一人に当たったりしたら死亡事故に成りかねないと焦りましたが、連絡から手配をする間も無く速攻で飛ばされたようです。人に被害を与えずホッとしました。

店作りの時にさすがに看板は業者につけてもらったのですが、それでもさすがに14年は寿命なのでしょう。店の手入れは継続的に必要なんだなと思わせられました。

そもそもあの手作り店舗はまだ未完成で、明らかなのは階段登りきったところの壁に板が張られてなくて、マッキーで寸法が書かれてて、天井にはスナック時代のシャンデリアがぶら下げられていた跡がそのままになってるにもかかわらず、今まで誰にも「これまだ未完成じゃない?」と言われたことがないのは、お客さんはそれも演出の一つなんだろうと思ってるのかもしれません。